大地訪問看護ステーション 大地訪問看護ステーション

スタッフブログ

  • 秋になりました🍂

    2022/10/03

    こんにちは♪

    看護師Kです🌸

    最近は涼しくなり訪問の移動がだいぶ楽になりました☺✨

    看護師Kの最近の楽しみは金木犀の木を見つける事です!

    先週あたりから金木犀の香りが強く

    どうやら花が満開の様です。

    香りがするとつい自転車をとめて香りのもとを探してしまいます🌼🐽

     

    先日訪問で小さな出会いがありました!

    訪問を終えて自転車の荷台を見ると

    kamakiri1 

     

    カマキリがのってました🐛

    カマキリの活動時期は9月~11月でちょうど活動が活発の時期の様です

    これから産卵し来年の春には200~300匹の赤ちゃんが生まれるみたいです!

     

    カマキリの写真を撮ろうとカメラを構えると…

    kamakiri2

    スマートフォンに飛び乗ってきました!

    天敵だと思われてしまった様です💦

    大きなカマに挟まれそうになりながらもなんとか葉っぱに逃がしました💦

    素敵なパートナーを見つけるんだよ(‘ω’)ノシ

  • 美容男子の油断・・・

    2022/08/04

    皆さんこんにちは。

     

    看護師Kさんの影響を受け、

    ひそかに美意識高め男子を目指しておりますPTのSです。笑

     

     

    まずは毎日の髭の処理、そしてはげないように頭皮マッサージ、、、、。

    ・・・・・あとは何をすればよいのでしょうか・・?笑

     

     

    それにしても暑い日が続きますね。

    先日の看護師さんのブログにもありますように我々のような訪問の仕事は日焼け対策も大事な体調管理の一つになります。

     

    最近は老若男女、日傘などで日焼け防止をしている姿を

    よく見るようになりましたね。

     

    そんな私も移動時は腕の日焼けの防止のため

    アームカバーをしております。

     

    「日焼けはやけど」

     

    なんて言われることもあり、

    日光が強い日は1日でかなり焼けることがあります。

    日焼け対策をするとしないとでは帰ってからの疲労度が全く違います!

     

     

    油断するとこんな感じですね、、、、。

    IMG_2294

     

     

    今日もあちぃぃー-----------。

     

     

  • スタッフインタビュー🎤

    2022/07/22

     

     

    こんにちは!広報担当看護師Kです!

     

     

    さて今回は新企画

    (続くかわかりませんが)

     

     

     

    『大地のことをおしえて!スタッフインタビュー』

     

     

    (拍手👏👏👏)

     

     

    大地が大好きな看護師Kは皆さんに大地の素敵なところをお伝えすべく

    いろいろ考えた結果この企画にたどり着きました(*’ω’*)-3

     

     

     

    大地訪問看護ステーションってどんなところ?

     

    スタッフってどんな人がいるの?

     

    休日は何をしているの?

     

    などなど

     

    スタッフのあれやこれを突っ込んで聞いていきます🎤

     

     

    さて、✨記念すべき第1回目✨

     

     

    普通なら社長管理者様ですが

    看護師Kチョイスは、あえてそこではなく!!

    看護師Iさんにお願いしたいと思います!

     

     

     

    🌸🌸 🌸🌸🌸🌸🌸

     kanngosi pink

    看護師Iさん……

    大地訪問看護ステーション約4年。

    (1年パートとしてお仕事しその後常勤になったそうです。)

    小学生と保育園児の2人のママでとてもやさしい看護師さんです。

     

     

    Q1:大地訪問看護ステーションに来る前はどんなお仕事をされていましたか?

     

    総合病院の急性期病棟にいました。二人目の子を産んで産休あけで少しお仕事してその後転職して大地訪問看護ステーションに来ました!

     

     

    Q2:なぜ訪問看護を選びましたか?

     

    もともとやってみたいと思っていました!夜勤がなく夜の縛りがない事も選んだ理由です。あとは自宅から出来るだけ近い職場がいいなと思って、大地にしました♪

     

     

    Q3:訪問看護のイメージはどんな感じでしたか?

     

    こたつでみかんを食べるような温かいイメージでした🍊

    元々私の看護の目標が「こたつでミカンを食べるような看護🍊」で。

    こたつでミカンを一緒に食べてるときって相手とも気兼ねなく話せる感じで

    そんな看護をしたいと思っていました。

     

     

    Q4:訪問看護の良いところはどんなところですか?

     

    病院とは違い利用者さんの家に入っていくので、

    利用者さん主体になれるところです♪

    病院だとほかの患者さんもいるので合わせてもらわないといけないことが多々ありますが在宅だとその人に合わせられるので

    『こたつでみかんを食べる看護』に近づけられます

     

     

    Q5:訪問看護をやってて大変なところはありますか?

     

    天候に訪問が左右されるところですかね?

    移動が自転車なので雨だとカッパ着たりするので準備の時間が長くとられますし

    これからの季節だと移動中しっかり熱中症対策しないと体調にも影響出ますし。

     

     

    Q6:小さいお子さん2人のママさんですがお仕事と家のことの両立はどうですか?

     

    死ぬほど大変です…💦大変ですの一言ですね😅

     

    (そんな看護師Iさんの1日を教えてもらいました。)

    Inoitiniti

    (確かにこれは忙しいですね💦)

     

     

     Q7:休日はどのように過ごしてますか?

     

    子どもたちと遊んだり、習い事に連れて行ったり

    洗濯をしたりしています🌸

     

     

    Q8:もともと看護師Iさんは非常勤の看護師さんだったと伺っていますが

    なぜ常勤さんになったのですか?

     

    やはりお給料が違うので……(笑)

    あとは子どもたちに看護師として仕事をしているところを

    見てもらいたいと思ったからです!

    専門職として看護師ってどういう仕事なのかなっていうのを知って

    もらえたらいいなと!

     

    Q9:非常勤さんと違って常勤は緊急電話をもったりしますがその時は

    お子さんたちはどうしているんですか?

     

    夜やお休みであれば旦那にお願いしたり、

    実家が近いので母にお願いしたりしています。

     

     

    Q10:ママさんナースさんとして大地のシステムで助かっていることはありますか?

     

    常勤の勤務時間は9時~18時だけど私は17時までにしてもらってます。

    大地はその人のライフスタイルに合わせて働くことが出来るので助かります♪

    あとは訪問を調整すれば平日の子どもの行事や保護者会にも参加できることも

    ママとしては大助かりです♡

     

    Q11:最後に看護師Iさんの思う大地のよいところもぜひ教えてください!

     

    スタッフみんな人がいいところですね!

    アットホームな雰囲気と話しやすい環境がよいところだと思います!

     

    (確かに相談しやすい環境は利用者さんにとってもよいことですもんね!!)

     

     

    🌸🌸🌸🌸🌸🌸🌸

     

    こうやってお話しを聞いてみると

    自分の視点では気が付かないことを知ることができました😲

    今後もいろんなスタッフにお話しをきいてみたいと思います🔍✨

     

     

     

     

  • 夏の対策②🌞💦

    2022/07/14

    こんにちは!

    もうすでに暑すぎて夏バテ気味の看護師Kです💦

    看護師Kは少し怪我をしてしまいまして

    現在訪問は徒歩で回れる範囲で移動していますが…

    倒れてしまいそうなくらい暑いです🌞

     

    そんな暑い中でも

    大地スタッフは

    美意識✨も大事にしています

     

    前回は熱中症対策をお伝えしましたが

    今回は夏のもう一つの夏対策!

    日焼け対策をご紹介します✨

     

    移動は自転車が圧倒的に多いので

    対策何もしないとほんとに真っ黒になります!

     

     

    過度な紫外線を受け続けることは、

    光老化(シミ、シワ、たるみ)、皮膚がん、

    光線過敏症を発症させる原因となるため

    対策は重要となります!

     

     

     

     まずはこちら

     hiyakedome

     

    日焼け止めです!

    7月中旬で1本使い切ったスタッフが多いようです!

    汗もたくさんかくので

    ほとんどのスタッフがこまめに塗り替えているようです。

     

     

     

    そして移動中は焼けないように

    各自

    帽子をかぶったり👒

    サングラスを使ったりしています😎

     完璧な対策をしているスタッフです!

    看護師Kも同じくらい対策しています。

    hiyaketaisaku bousi

     

    hiyake.zitennsya

     

    パーカーは大地支給のUVカットパーカーです🌞

    夏場の移動には欠かせないアイテムです✨

     

    熱中症対策もしつつ日焼け対策もして

    この夏もしっかり乗り切ります!

     

  • 夏の対策①🌞💦

    2022/07/08

    こんにちは看護師Kです。

    毎日暑い日が続きますね💦

    梅雨明けがこんなに早いなんてビックリです💧

     

    まだ7月も始まったばにも関わらず40を超える日もあり…。

    夏本番の暑さはどうなってしまうのでしょうか…

     

     

     

    さて!今回は大地の夏対策について紹介しようと思います

     

     

     大地の夏といえばまずこれ!

    アイスノンなんだ

    何に使うものかわかりますか?

     

     

     

     

     

     

    これは首に巻くアイスノン⛄です

     

    アイスノン首巻

    訪問に出る時に首に巻いて移動します✨

    これが出てくると夏がきた!という気持ちになります(*’ω’*)

    (※個人の感想です)

     

     

    保冷バックに交換分を入れて持ち歩くので

    冷凍庫の中にはこんなに!!!

    アイスノン

    暑い日だとすぐに溶けてしまいます🍨💦

     

     

     

    深部の体温(体の中心の温度)が上昇し熱を逃がせなくなってしまうと

    熱中症となってしまいます。

     

    大事なのは…

    深部の体温を上げないこと!下げることです!

     

     

    太い血管のある部位(首、脇の下、脚の付け根)を冷やすことで

    深部の体温は上がりにくくなります。

     

     

    ご利用者様の体調管理に加え

    しっかり自分たちの体調管理もしています✨

     

    あとはもちろん水分摂取です!

     夏 お茶段ボール

    箱でこんなにたくさんお茶が準備されています🍵

     

    夏はたくさん汗をかくので

    その分しっかり水分・塩分の摂取が大事です!

     

     

    喉が渇かなくても意識的にこまめな水分摂取を心掛けましょう✨

     

     

    しっかり暑さ対策をして

    ながー--------い夏を乗り切りましょう👍✨

     

     

  • 梅雨明け☼

    2022/07/01

    皆さんこんにちは。

    PTのSです。

     

    つい先日、弊社看護師が「梅雨入り」のブログを上げたかと思ったら、

    もう梅雨明けです。

     

    今年は6月中に梅雨が明けてしまうという異常事態ですね。

     

    水分と塩分摂取しながら

    ながー---------------------------い

    夏を乗り切りましょう!

  • 梅雨入り☔

    2022/06/16

    こんにちは♬

    看護師Kです

    最近は雨の日が増えてきて本格的に梅雨入りになってきましたね☔

    わたしは車の免許持っていますがペーパードライバー📜🚙なので

    雨の日も移動は自転車です🚲

     

    やっぱり雨の日☔の移動は大変ですし

    レインコートの脱ぎ着の時間も考慮しないといけないので大変です(´;ω;`)

     

    でも!!!!!

     

    この時期はがとっても綺麗ですし

    クチナシの花の香りもいい匂いですし

    こうやって肌で季節を感じられるのは

    自転車移動の特権ですね✨

    アジサイっていろんな種類があるんですね!

    azisai 1

     

    azisai 2

     

    azisai3

     

    azisai4

     

    azisai 5

     

    azisai6

     

    訪問の移動の合間にこんなにたくさんの種類を見つけました!

     

     

    実はアジサイの花は真ん中の小さい花が「真花」だそうです🌸

    花に見えるところは「装飾花」というガクが発達したものだそうです!

    (先日TVでやってました!)

     

    雨の日も続きますし

    温度差も激しいので体調管理皆さん気を付けましょう🌟

     

     

     

     

  • お揃いバッグ

    2022/06/13

    こんにちは!

    新しく広報・ブログチームに入りました

    かわいいもの大好き💕看護師Kです☺

    大地訪問看護ステーションの看護師の日常を投稿していけたらなと思っています💜

    宜しくお願いします🌟

     

    先日2年ちょっと使用していたカバンが壊れてしまいました(´;ω;`)

    かわいくてお気に入りだったのですが

    さすがに壊れたカバンで訪問するのは印象が悪いので😿

    社長にお願いして新調させていただきました。

     

    大地では基本的に支給範囲内の金額であれば

    好きなカバンを選べます!

     

    看護師Kは使い勝手の良いものを

    考えまして

    看護師の訪問バックではなく

    マザーズバックにさせてもらいました💜

     

    ほんとにポケットがたくさんあってカバンの中が散らからず

    我ながら良いものを選べたのではないかと思ってます(*’ω’*)-3

     

    大地の看護師たちではこれが好評で

    社長にお願いして看護師みんなでお揃いで買ってもらっちゃいました💜

    (社長太っ腹👏👏👏)

     

    image1

     

    みんな同じなので

    それぞれわかるように目印をつけてます!

    image0

    かわいいものを身に着けてお仕事出来るのは

    やっぱり気分が上がりますね👍✨

    長距離移動の訪問もがんばれそうです☺💕

     

  • 桜の便りがありました!

    2022/04/01

     

    皆さん、こんにちは。アシスタントのYです。

    今年の東京の桜 😳 は平年よりも4日早い

    開花となったそうですね。

     

    テレビの上野公園のお花見の映像を見て

    ✨🌸花見 🌸✨をした気分になっております。

     

    この時期は花見もいいですが、🍡団子🍡もおいしそうな季節ですね 😆 

    皆さん、オススメの甘味処等ありましたらぜひ教えてくださいね。

     

     

    コロナということもあり、今年も花見は自粛ムードですが訪問に行く

    先での桜を見ることが出来ましたので、おすそ分け致します!

     

    花見🌸を自粛された方に少しでも花の便りが届いていると幸いです。

     

     

    この時期は花粉症もあり、日々訪問先で目がかゆい、

    くしゃみが止まらない等日々辛いですが、

    桜を見るだけで春が来たな~ 🙂 🌷🌺暖かくなってきたな~🌹

     と思えるので、現金で良かったなと思います♬

     

     

    まだまだ昼夜の寒暖差が激しい日々が続きますが、

    皆様コロナだけでなく体調に気を付けて日々お過ごしください。IMG_0002.jpg1南田中橋付近IMG_0328.jpg1

  • 3月 勉強会

    2022/03/23

    皆さんこんにちは。

     

    散歩をするにはちょうど良い季節になってきましたね。

    最近は春眠暁を覚えずのPTのSです。

    陽気が心地よくどこでも眠れてしまいます。。。

     

    さて、今回は、私が社内勉強会の担当で、

    「屋外歩行の注意点」というテーマでスタッフの皆様にお伝えさせていただきました。

     

     

    訪問でのリハビリといっても自宅内だけで実施するだけでなく、活動範囲の拡大や筋力の向上を目的などに外歩きを実施することがあります。

     

    しかし、慣れた自宅での移動と違い様々なリスクがある屋外歩行では注意する点がたくさんあります。

     

    例えば、段差が多かったり、道がデコボコしてたり。

    最近では電気自動車が多くなってきたこともあり車に気づきにくかったり、歩きスマホの人にも気を付けないとですね、、、。

     

    あげればきりがないほど外を歩くというのは実は気を付けなければならないことが多く、我々も利用者様に危険が及ばないよう介入し、本人やご家族に向けて注意点をお伝えしたりしています。

     

    また、安全のためにと使っている歩行車などの福祉用具も使い方を間違えると転倒につながることもありますので、その辺のお話を今回はさせていただきました。

     

     

    これからは外へ行きやすい季節になりますが、くれぐれも転ばないように!

    またしっかりと水分補給を忘れずに!!

     

    では、またお会いしましょう!!

  • 週刊大地連載企画 ~ ペイン・ストーリーは突然に(最終話:別れ) ~

    2022/02/25

    ~前回までのあらすじ:ついに手術を受けたS。これで石とはおさらばと思って疑わなかった~

     

    麻酔をせず、手術を受けるという暴挙に出たS。

    しかし、結果これが裏目にでてしまうのであった。

     

    手術翌日。

    トイレに行くたびに

    「まだかまだか」

    と変にウキウキしてしまう。

     

    しかし、翌日は出てこなかった。

    「まぁ、明日にでもでるか」

    でない!

    「なんでや!」

     

     

     

    そして月日は流れ、・・・

     

    半分、涙目になりながら受診するS。

    S:「先生ー。でませんー。」

    医師:「やっぱり、麻酔しなかったら、最初弱い衝撃しかできなかったからなー。

    もう少し待ってみる?それとももう一回やる?」

    S:「(即答)やります!次は麻酔して!」

     

    そして、最初の手術からちょうど1ヵ月後。

    改めて手術台に寝ているS。

    (「まさか2度もここに寝ることになるとは、、、」)

     

    医師:「じゃー、横向きになってね。腰に麻酔うつね」

    腰に麻酔。手術よりビビる!

    針が見えない恐怖。

    医師:「打つよー。」

    何かが背中に触れる!

     

    ビクッ!!!

     

    つい体が反応してしまう。

     

    医師:「動かないでねー」

    S:(「先生!そりゃ無理だ!!」)

     

    グサッ!!!

     

    背中に針が刺さる!

    (「クゥー!やっぱりいてー!」)

     

    しばらくすると、

     

    やはり麻酔はすごい。

    全く感覚がなくなった。

     

    その状態で改めて手術を受ける。

    今度は前回最後にあてた強さ付近からいきなり衝撃波が当てられる。

    機器:「カーン、カーン、カーン・・・」

    全く感じない。何にも感じない。

    工事現場の中に一人横になっている感覚だった。

     

    そして、かなりの強さまで上げたようだが、耐え抜いた。

    医師:「はい、おしまいねー。

    休んで様子みたら帰って大丈夫だからね。」

     

    徐々に麻酔が切れ、腰回りの感覚が戻ってきたが、痛みはなし。

    体も良く動く。

     

    「これで出てくれれば、、、」

     

    そして、翌日。

    S:「おートイレ、トイレ」

     

    「ズキッ!!」

     

    S:「いてっ!!」

    何かが体の中を通ったのがはっきりと分かった。

     

    トイレ:「からん・・・」

    「出た!!!出たぞー!!!」

    砕けた石が出てきたのだ。

     

    「こいつに1年もの間苦しめられていたのか!!」

    手術によって砕けたためか出てきた石は小さくはなっていたが、

    こんな小さなものがあれほどの痛みを生じさせていたとは。

    人の体は繊細だなと改めて感じさせられた。

     

     

     

    ついにSの戦いはここで終わったのだ。

     

    発症してからちょうど一年。。

     

    途方もなく長く、終わりが見えなかった戦いがついに幕を閉じたのだ。

     

    この何とも言えない解放感。

     

     

    その後、石が出たことを医師に報告し、レントゲンをとり、

    体の中に石がないことを確認。

     

    やはり、食事、運動、水分摂取、、、。

    当たり前のことだが、しっかりと気を付けていかないと改めて感じた。

     

     

    病院を出たS。

    (「二度とここには戻ってくることはないだろう。」)

     

    夜の曇り空の天気がSには満天の星空のように思えた。

     

     

     

     ・・・しかし・・・

      

     

    この時Sは思いもしなかったであろう。

    これがまだ序章にすぎなかったことに。。

     

     

     

     

     

    (なんて言っておくと、

    次回エピソード2があった時に続きを書けるので

    意味深に終えてみます。笑)

     

     

     

     

    最後までお付き合いいただきありがとうございました。

    (こんなにも長期連載になるとは思ってもおりませんでした・・)

     

    Sの尿路結石の闘病日誌が同じ病気で戦っている方の

    参考に少しでもなれば幸いです!笑

     

     

     

    ~ワンポイントメモ~

    ちなみに出てきた石は病院に持っていくと、何が原因で石ができたのか調べてくれるようです。

    Sは記念にと持って帰りましたが、、。笑

     

     

    ちなみに石がどんなものか気になる方は

     

     

    IMG_1293 (2)

    砕けた後なので少し小さくはなっているようです。

    でもこんなサイズのものが激痛を引き起こすとは人の体は繊細です。

     

     

     

     

     

     

     

     

  • 週刊大地連載企画 ~ ペイン・ストーリーは突然に(第5話:苦難) ~

    2022/02/18

     

    ~前回までのあらすじ:ついに手術を決心したS。これでやっと平穏な日々が訪れるはずであった、、、、~

     

    手術当日

     

    Sは仕事を早めに切り上げ、急いで病院へ向かった。

    医師から手術の説明を受ける。

    (「ESWL」という石のある部位に衝撃波を与え、石を砕く手術)

     

    医師:「あれがこうで、これがあーで・・・・・」

    S:(「ふむふむ。なるほど。」)

     

    医師:「麻酔はどうしようか?する?」

    S:「やっぱり手術は痛いですかね?」

    医師:「そうだねー。我慢できる人もいるけどね」

    S:(しばらく考え)「麻酔しないでやってみようと思います」

    S:(「ようやく今日で石の生活とはおさらばだ!」)

     

    ・・・麻酔を受けなかった。・・・

    なぜか。

    ・・・そう、腰に麻酔を打つという行為にビビったのである・・・。

     

     

    しかし、この判断が後にSを後悔させることになるとはこの時は思ってもいなかった。

     

     

     

    手術台に仰向けになり、手術の機械が動き出す。

     

     

    医師:「まずは一番弱い強さからいくねー。痛かったら教えてね。」

     

    機械:カーン、カーン、カーン・・・・・

     

    (ここは工事現場か?!

    金属を打ち付けているような音が手術室に響く。)

     

     

     

    S:(「ほー、ほー。こんなものか。これなら余裕だな。寝てしまうか」)

     

     

    ・・・しばらくして・・・

     

     

    医師:「大丈夫―?じゃー、強くしていくねー。」

    機器:カーン、カーン、カーン・・・・・・・・・

    S:(「ふむふむ、まだ大丈夫だな」)

     

     

    このような感じで徐々に刺激が強くなっていく。

     

    そしてしばらく強さが上がっていき、

     

    医師:「このくらいが麻酔してない人で我慢できる限界だから、痛かったら言ってねー。」

     

    機器:カーン、カーン、カーン・・・・・

     

     

    S:「・・・・・・・・・・・・・・・・・・・!」

    S:(「もーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー烈に

    痛い!!」)

     

    S:(「いや我慢だ。このくらい我慢できないと、

    この先、生きていけん!」)

    若干頭の中はパニックになり考えることは意味不明なことばかり。

     

    Sはひらめく!

    S:(「そうだ、こんな時は別のこと、楽しいことを考えよう。」)

     

    ①帰ったら何を食べようかな。 

    “痛リアン” “魔苦怒ナル怒”

     

    ➁週末どこかに行こうかな。 

    “辛(つ)ーリング” 

     

    ③あっ、買い物に行かないと

    “腫苦刺痛(はくさい)” “逃苦(にく)”

     

    S:「(楽しいはずのことが、今はそうもいかないようだ、、、、。)」

     

     

     

    S:(「まだ終わらないか。まだ終わらないか。・・・・・・・・・・」)

     

    どのくらいの時間が経過しただろうか。

     

    ようやく、

     

    医師:「はい終わりだよー。頑張ったねー。」

     

    S:「ありがとうございました。意外と耐えられました。(強気)」

    S:(「終わった、、、。めっちゃ痛かった。麻酔すれば良かった、、、。(涙)」)

     

    そこから、しばらく病院で休んで帰って良いとの事でその日のうちに帰路についたS。

     

    これでやっと、石との共存生活に終わりを迎えられると思っていたS。

     

     

     

    ・・しかし・・

    Sの試練はこれで終わらなかったのである。

     

     

    ワンポイントメモ

    ?尿路結石の手術とは?

    手術は強い衝撃波を体の外からあてて石を砕く体外衝撃波砕石術(ESWL)や内視鏡を使った経尿道的結石砕石術(TUL)などいくつかあるようです。

  • 週刊大地連載企画 ~ ペイン・ストーリーは突然に(第4話:決意) ~

    2022/02/04

    ~前回までのあらすじ:年の瀬に突如としてやってきたあいつ。Sの過酷な日々のは終わりが見えない状態であった~

     

    年が明け、痛みが出てくる日が増えてきたS。

    改めて病院へ行く。

    やはり、水分摂取と運動とのアドバイスを受けるもすでに半年以上が経過していた。

     

    決して慣れることのない痛み。

    Sは悩んでいた。。。。

     

    そしてついに、Sは決心するのであった!

     

     

    改めて受診し、医師へ告げる。

     

    「先生!手術します!!」

     

     

    ワンポイントメモ

    ?治療法は?

    基本的には自然に排石されるのを待ちます。ですので、水分をしっかりとることと、運動をすることをすすめられます。しかし、大きすぎる石は自然には排石されないため、その場合は積極的な治療も行う場合があります。

     

     

    “謝罪”

    この物語の筆者があまりにも忙しすぎたため(ということにしておいて頂き・・・)、

    連載がすごーーーーく遅くなってしまい申し訳ありませんでした。楽しみされていた方はいないとは思いますが、終わりまで頑張って書いていきますので引き続きお付き合いください。笑

     

     

  • 2022年 新年のご挨拶 

    2022/01/05

    謹賀新年

     

    新年、明けましておめでとうございます。

     

    昨年も新型コロナウイルスに世界情勢が左右された一年となりました。

     

    一昨年から同様に弊社は継続しての感染予防の徹底をし、

    またご利用者様、ご家族様方につきましても訪問時のマスクの着用など、感染予防にご協力を頂いていること誠に感謝しております。

     

    いつ終息するかわからない生活のため不安やストレスがたまりやすい状況ではありますが、

    弊社はこれまで通り、ご利用者様・ご家族様方に寄り添いながらのサービスを今年も継続できるよう邁進して参ります。

     

     

    今年は皆さまにとってより良い一年となりますよう切に願っております。

     

    本年も何卒よろしくお願い致します。

     

     

          2022年1月4日

    大地訪問看護ステーション スタッフ一同

     

  • 久しぶりの更新です

    2021/11/18

     

    11月中旬であるのに対し昼間はまだまだ暖かい日が続きます。

    朝と夕の風が冷たくなってきたので、

    体調管理に気をつけてくださいね!

     

     

    アシスタントのOT、Yです。

    投稿が滞っておりまして申し訳ございません。

     

     最近は大地の方は新しくPCを一新したため、

    現在のこの投稿も新しいPCで打っています(^^♪

    画面も大きくなりとても見やすいですよ☺

     

     

    気づけば今年も残るところひと月と半月となりました。

    時の流れは早いもので、コロナも徐々に落ち着いてきているようですが

    気を抜かず、日々過ごしていきたいと思います(^o^)/

     

     

    今年はインフルエンザ流行の兆しということで、

    日々感染対策 👿 喉にやさしい飲み物 😳 を摂取して

    日々体調に気を付けてくださいね。

     

     

     

    さて、今週の火曜日にリハさんが主体の勉強会がありました!

     

    テーマは「初回訪問時の評価について」です。

     

     

    リハビリや看護に入る際に気を付けていることやリハビリと看護間での

    初回評価時の疑問点等を意見交換する良い場になりました(^^)

     

     

    リハビリや看護を通して長く付き合わせていただく方も

    沢山いらっしゃいます。

    その中で私たちが教えて頂くことが多く、日々勉強になります。

    いつも皆様ありがとうございます 😳 

     

     

    初回に訪問させて頂く日は緊張で

    心臓が飛び出しそうになっているのですが、

    いくつになっても初めての場というものは緊張します💦

     

    少しずつ日々成長していきたい今日この頃なのでした。

     

    今年も残り少ないですが、

    皆様引き続き宜しくお願い致します 😳 

     

     

  • 遅ればせながら ~10月 勉強会~

    2021/11/10

    こんにちは。

    今年も残りわずかとなりました。

    皆様いかがお過ごしですか。

    看護師最年長のIです。

     

    実は私、日本史好きでして、

     

    イケメンさんの出演する

     

    時代劇の映画やドラマは大抵観ています。

     

    先日娘と、「燃えよ剣」という映画を観てきました。

    新選組のお話です。岡田准一君が主役の土方歳三役です。

     

    丁度大河ドラマでも町田啓太さんが同じ役を演じてました。

    お二人ともかっこよくて、それぞれ個性のある素敵な土方歳三さんでした。

     

    !ご馳走様でした!

     

     

    山田涼介君の沖田総司も良かったですよ。

    鈴木亮平さんが近藤勇役だったんですが、これだけは数年前の大河ドラマで演られていたせごどん(西郷隆盛)感があり、若干なんでここに居る?と思いながら観てしまいましたが💦

     

     

    さて本題です。

    もうかなり前になってしまいましたが、先日行いました大地での勉強会についてお伝えいたします。

     

    今回のテーマは、「緊急時の対応」ということでした。

     

    心臓マッサージとか、救急蘇生とかについてです。

    実は救急蘇生については5年ごとに更新されています。

    今はコロナ禍ですので、どう感染を防ぎながら、蘇生するか、とても大切な問題ですね。

     

    もし万が一、今そういった場面に遭遇したら、どう動けばよいのか、改めて勉強させていただきました。

     

     

    年末も近いですね。皆様お元気にお過ごしください。

     

  • 6月 勉強会

    2021/07/01

    皆さんこんにちは。

    しれっとブログに登場させて頂きます

    大地では新人の方(笑)OTのYです。
    定期的にブログのお手伝いをさせて頂きますので、

    どうぞよろしくお願い致します。

     

    じめじめした日ゲリラ豪雨に見舞われる日々ですが、

    皆さん体調には気をつけてお過ごしくださいね_(._.)_

     

    話は変わりまして、現在勉強会はリモートで実施しております。
    今回は先月私の方で「認知症の方の症例報告」として

    勉強会を実施致しました。

     

     

    認知症は現在460万人の方が患っているとされています。
    2025年には65歳以上の約20%の方が認知症になる

    と言われているそうです。

     

     

    認知症も現在は身近な病気となりました。
    今回はおさらいとして簡単に認知症の症状とは

     

    どのようなものがあるのか?
    治療などは確立されているのか?

     

    などに焦点を当てながら最初にお話しさせて頂きました。

     

    そして最後に私が関わらせて頂いているご利用者様の症例を

    簡単に報告させて頂きました。

     

    終わった後、後輩ちゃんたちにわかりやすかったです!

    と言ってもらえてありがたかったです(*^^*) 😎 

     

     

    認知症の方々はお一人お一人症状が違い

    そのたびにご家族も少しずつ疲労していく方々が多いです。

     

     

    認知症の方の困っていることに対して

    真摯に向き合いリハビリと支援を行い、

    ご本人もご家族も少しずつ笑顔にできるお手伝い 😆

    今後もしていきたいなと思います。

  • 週刊大地連載企画 ~ ペイン・ストーリーは突然に(第3話:共存) ~

    2021/06/11

    ~前回までのあらすじ:痛みの原因が“尿路結石と判明。ここからが長い戦いの始まりであった~

     

    痛みを気にしながら日々の仕事をこなすことになったS。

     

    発症してから数日は、幸いにも訪問中に痛くなることは少なく、決まって深夜に痛くなることが多かった。

     

    (「この痛みを我慢すればきっと明日には石が出てくるはずだ・・・・。」)

     

    そう信じてやまなかったSではあったが、

    この石はその思いをあざ笑うかのように出てこない。

     

    1週間経っても出てこない。

    1ヵ月経っても出てこない。

    半年たっても出てこない。

     

    気づいたときには痛みはなくなっており普段通りの生活が戻っていた。

     

     

    病院への受診も当初は真面目に通っていたものの、痛みもなくなり、

     

    (「そういえば最近は痛くないな・・・。

    知らない間にでてしまったかな?」)

     

     

    なんて思うようになり病院へ行くのを忘れてしまっていた。

     

     

    そんな時であった。

    2020年12月31日の大晦日。

     

    (「今年はコロナウイルスの話題ばかりで暗いニュースが多かったなー。

    今年は実家に帰れないし、ゆっくり年越しそば食いながら「○○の使い」でも見るか。」)

     

    Sはゆっくりとした年越しの準備を進めていた。

     

     

    そんな矢先!

    あいつがまた動き出す。

    わき腹がうずきだす。

     

    (「まじか!」)

     

    そう思っているうちに痛み出す。

    今回は久しぶりの痛みということもあってか、6月よりも痛む感じがする。

     

    (マジで動けん!)

     

    病院でもらった痛み止めを使うも全く効果がない!

     

    「○○の使い」を見ている余裕など全くない。

    笑ってケツをシバかれるよりもよっぽど痛い!

     

    というか、こっちは笑ってる暇がない。

     

    七転八倒を繰り返す。

     

     

    ・・・・痛みと戦って何時間経ったであろうか・・・・。

     

    ふと時計をみる。。

     

    (「んっ!」)

     

    年をまたいでいるではないか!

     

     

    (「なんて年の終わり方だ・・・。

    なんて年の始まり方だ・・・。」)

     

     

    Sは一人痛みと戦いながら年をまたいだのであった。

     

     

    そしてSは思った。

     

    (「まじめに病院は行こう・・・・。」)

     

     

     

     

     

    ワンポイントメモ

    ?なんで痛いの?

     

     

    尿路結石はよくとんでもなく痛いと聞く方が多いと思いますが、なぜ痛むのかご存知ですか?

     

    私は当初、勘違いをしていたのですが、

     

    ”尿管の中で石が動いて尿管を傷つけるから”

     

    ではありません!

     

    尿路に石が詰まり、尿の流れが悪くなり、腎臓に尿が溜まってしまう「水腎症」が起こるためです。

     

    ですので、石が動いて尿の通り道が出来てしまえば痛みはスッと消えてしまうわけですね。

     

    ちなみに石が「尿管」、「膀胱」、「尿道」のどこでつまってしまったかで痛みの感じ方が違うので私くらいの

    「ベテラン尿路結石マスター」

    になると、

    今どこに石があるかわかるようになるというわけです。笑

    (一番痛く感じるのは「尿管」に詰まってしまったときですね!)

     

     

     

  • 週刊大地連載企画 ~ ペイン・ストーリーは突然に(第2話:告白) ~

    2021/06/04

    ~前回のあらすじ:世は新型コロナウイルスの恐怖におびえながらの日々。とある訪問看護ステーションに勤務するSが夜中に突然の原因不明の痛みと戦っていた~

     

     

    ようやく痛みが落ち着き、ぼんやりと眠気がし始めたころ。気づけば時刻は6時過ぎ。

    なんと。普段なら起きる時間にせまっていた。

     

     

    (「この痛みは、、、、」)

     

    Sには思い当たるふしがあった。

    (「まさか、また、、、、」)

     

     

    そう、以前にも同じ痛みと戦っていたことがあったのだ。

    (「あれか、、あれなのか、、、」)

     

    Sは眠気と戦いながら朝いちばんで病院に向かった。・・・そう“泌尿器科”に。

    病院に向かう途中からまた痛みが襲ってくる。なんとか痛みに耐え病院へたどり着く。

     

    「Sさーん」

    呼ばれ入室するも、別の患者さんのSさんだったようだ。

    「(フルネームで呼んでくれ!)」

    そう思いながら痛みがぶり返してくる。

     

    「Sさーん」

    今度こそ間違いないか辺りを見回しながら入室する。

     

    医師へ経過を説明する。

    まずはレントゲン、採血、エコーをとる。

     

    そして告げられる。

    「石ですね。尿路結石ですね。」

    「水たくさん飲んで、運動してください。お薬出しておきますね。」

     

    (「やっぱりか~!これで何度目だ・・・・?!」)

     

    道すがら、痛みと戦いながら、

     

    (「まずは1週間頑張ろう!」)

     

    そう心に誓ったSであったが、この時Sはまだ気づいていなかった。

     

    この戦いがこんなにも長いものになろうとは・・・。

     

    第3話につづく

     

     

     

     

    ワンポイントメモ

    ?尿路結石とは?

     

    腎臓で作られた尿の通り道に石が出来る病気で、日本人はシュウ酸カルシウムが原因で発症することが多いようです。

    結石が尿管に引っかかると激しいわき腹の痛みが襲ってきます。

    このシュウ酸はホウレンソウやコーヒー、紅茶などに多く含まれているようです。

     

    特に夏の時期には汗で身体の中の水分も出ていきやすく、

    石ができやすくなってしまうため、

    皆さんも十分な水分摂取と偏らない食生活を心がけましょう!

  • 週刊大地連載企画 ~ ペイン・ストーリーは突然に(第1話:出会い) ~

    2021/05/28

     

    ~この話はとある訪問看護ステーションに勤務する一人のPTのノンフィクションの物語である。~

     

     

    “それは2020年6月のある日。

    世界は連日、新型コロナウイルスのニュースで持ち切りであった。

    そしてここ日本も例外ではなく、史上初めて「緊急事態宣言」がだされ、

    ようやく解除されたばかりであった。”

     

     

    都内のとある訪問看護ステーション。

    ここも日々、感染対策に追われていた。

     

    そこに勤務するPTの一人(仮に「S」としよう)も新型コロナウイルスの

    恐怖と戦いながら日々の訪問を行っていた。

     

    季節柄、梅雨ということもあり、ジメジメとした暑さ。

    しかし、マスクは外せない日々。

    通常の業務に加え、神経質になるほどの感染対策。

     

    いつもよりも強いストレスはSにとってはしんどいものがあった。

     

     

    その日は突如としてやってきた。

     

    Sは休憩の合間にトイレにいった。用を足した後、自分の目を疑った。

     

     

    ・・・なんと尿が赤いではないか!

     

    (「んっ?!なんだこれは。落ち着け、、これはいったい、、、、。」)

     

    (「今日トマトジュースを飲んだっけ?・・いや、トマトジュースでは尿は赤くならない!

    もともとトイレに溜まっていた水が赤かったか?・・いや、それなら気づく!

    はたまた、トイレの水と尿で化学反応でも起きたか?!・・っんなわけない!

    赤潮の原因となるプランクトンでもトイレで増殖したのか?・・ありえない!」)

     

    水を流すまでものの数秒。

    幾重もの考えが頭をよぎる。

     

     

    (「いや、血尿だな!」)

    いろいろ考えた結果、「血尿」という答えが一番しっくりくる!

    しかし、身体の調子は悪くない。どこも痛くない。

    むしろ最近の中では調子が良い方だ。

     

     

     

    (「自分の身体の中でいったい何が起こっているのか・・。」)

    そんな思いを持ったままSは午後の訪問に向かった。

     

    幸いにもその日はその後、赤い尿は出てはこなかった。

     

     

    そしてそれから2日ほどたったであろうか。

     

    深夜3時。

     

     

    ついにやってきてしまった。

     

    辺りは暗く静まり返り、Sは床についていたが、違和感で目を覚ました。

     

    (「なんだか、左の脇腹が痛いな。お腹でも下したかな?」)

     

    しかしトイレに行くも便も尿も出ない。

    (「おかしいな・・・。まぁ寝よう。」)

     

    (「・・・なんだ。」) 

    時間が経つにつれ、痛みがどんどんと増してくる。

    寝ても座っても立っても痛みは変わらない。。

    呼吸が苦しくなってくる。。。

    トイレにいっても何もでない。。。。

     

    痛い、、、とにかく痛い!!!

    (「寝よう!とにかく寝よう!!寝たら治る!!!」)

     

    しかし、そんな思いとは裏腹に痛みがさらに強くなる。

    当然だが、痛みが強く寝られない。

    立っては座り、座っては寝ての繰り返し。

    まさに文字通りの七転八倒。

     

    これはいったい・・・。

     

    第2話につづく