LIC トレーナーの勉強会に参加
段々と暖かくなり最近は訪問日和の日々が続いてきていますね~。
さて先日、杉並在宅リハビリ推進会の勉強会に参加して参りました。
今回のテーマは「LIC TRAINER」についてでした。カーターテクノロジーズ株式会社の関根氏のもと実際に体験を含めて参加させて頂きました。
LIC、、、皆さん聞いたことはありますか??
呼吸理学療法なのですが、LICとは・・・・・
私が説明するよりもこちらを見て頂いた方が詳しくのっています。笑
http://carter-tech.jp/lic-trainer/
運動神経障害による呼吸筋麻痺で、胸郭運動が低下し、十分な吸気や呼気が行えず肺活量の減少が生じる拘束性換気障害の患者さんへの適応があるとのことです。
説明では、現在使用している9割ほどの利用者さんはALSの方とのことでした。
LICの適応疾患は様々あるとのことですが、その他を少し挙げますと、、、、
筋ジストロフィー、ミオパチー、脊髄性萎縮症、パーキンソン病及び関連疾患などとのことです。
開始の目安としては、、、
深呼吸ができないと感じた時 = 早い段階で使いましょう
具体的には標準肺活量(%VC)80%以下、または肺活量が2000㎖以下になった際に、導入をお勧めします、とのことでした。
LIC練習には禁忌もあるので主治医への確認は忘れずに!
関根氏の話ですと、現在は患者さんの方から医師の先生方にLICを試してみたい!というお話があり説明に出向く機会が多いとのことです。
実際に我々も体験してみたのですが、初めてやると難しいと感じてしまいました。練習方法としてもまずは1回の加圧から慣れていき、徐々に加圧の回数を増やしていくことを勧めているようです。なので実際にリハビリとして行っていくためにも早いうちから取り入れて慣れておく必要がありそうですね。
👆 実際に装着した様子
実際の患者さんの感想では「気持ちがいい」や「すっきりした感じがする」といった意見が聞かれるとのことでした。
今回LIC TRAINERについて実際に体験させて頂く事でき非常に勉強となりました。