大地訪問看護ステーション 大地訪問看護ステーション

スタッフブログ

12月 社内勉強会

皆様こんにちは!看護師Nです 😀 

2016年最後の勉強会。。。 💡 

2016年最後の締めくくりのテーマは【パーキンソン病】についてでした。

パーキンソン病は神経変性疾患の中で、最も頻度が高いとされている疾患です。

現在、10万人に100~150人(1000人に1人~1.5人)の人が罹患しております。

60歳以上になると、有病率は高くなっており、10万人に1000人(100人に約1人)の確率となっています。

様々な症状が出るパーキンソン病ですが、4大症状と呼ばれるものがあります。

安静時振戦・・・手足のふるえ(一側上肢or下肢)

筋強剛(筋固縮)・・・関節の歯車様または鉛管様の抵抗

無動・寡動・・・字がだんだん小さくなる(動作緩慢)、表情の変化が乏しくなる(仮面用顔貌)

姿勢反射障害・・・前傾姿勢となり、転びやすくなる

が代表的な症状です。

他にも、自律神経症状(便秘や起立性低血圧など)や精神症状(抑うつ、不安、認知症など)もみられます。

難病医療費助成制度の対象疾患となっており、申請をすると助成されます。

また、ホーエン・ヤール重症度分類がステージ3以上で あって、生活機能障害度がⅡ度又はⅢ度のものに限り、訪問看護を医療保険を使って利用する事が可能です。

まだまだ知られていないこともたくさんありますが、日進月歩、私たちも日々勉強していくのみです!

 

皆様、今年も大変お世話になりました。

来年も、大地訪問看護ステーションを宜しくお願い申し上げます✨